ピアノソナタ第21番「ワルトシュタイン」

ベートーヴェンの1804年完成の曲だそうです。

「ワルトシュタイン」というのはベートーヴェンを支えた伯爵の名前で、その伯爵に献呈された曲だそうです。1792年にウィーンへ向かったベートーヴェンに、「モーツァルトの精神をハイドンの手から受け取りなさい」と言って送り出したらしい。そうか、音楽家の話には、他の有名人も関わっていて面白いです。

 

1804年のベートーヴェンは、難聴が進んで悩んだ末、音域の広いピアノのを送られ、難聴とともに生きる道を模索していた時期だそうです。

なんだか子供の時に読んだベートーヴェンの伝記漫画を思い出しました。

 

CDによって、2楽章と3楽章がくっついているものもありました。第2楽章は3楽章への序奏ナノですね。

聞き始めの頃は3楽章が楽しくて、実は2楽章は飛ばしがちだったのですが…今聞くと、素敵だなと思います。

そして3楽章が始まると、とてもホッとした気持ちになります。メロディが追いやすい。

 

毎度ですが、左手(かは、わかりませんが、低音)が急に元気に弾んで主張してくるところが楽しいです。

右も左も連符のところは、「すごいなぁ」としか…

でもその後、また主題が出てくると、「あぁこんな曲だった」と我に返ります。

後半、メロディの弾き方がどんどん変わっていくところは楽しいです。

最後の「終わり!」って感じも楽しいです。

 

実は先日、気になって図書館で楽譜も借りてみました。ワルトシュタインに関しては、「うわ大変そう…」でなんと閉じました。

でも私は音楽を聴き慣れていないし、覚えもよくないので、聞くだけだとさっぱりなので、楽譜を見ながら聞けるのはありがたいです。

無料で楽譜が借りられるって、すごいことですね。