仙台・松島旅行②

松島で、船までもう少し時間があったので、円通院に行きました。

 

③円通院

伊達政宗の孫、光宗の菩提寺だそうです。

若くして亡くなった光宗を悼み、2代目忠宗が霊屋をつくらせたそうです。

受付にの所に、今日咲いている花が書いてありました。

入ってすぐに素敵なお庭です。松島を表す「天の庭」。彼岸花がたくさん咲いていました。

真っ直ぐ高い杉の木がたくさんあるところを散歩し、苔の間の石を散歩し、とても気持ちの良い所でした。

私にとっては、「雄島」の次に楽しかったです。

ほおずきもありました。

 

④いよいよ10時になるので、船着場へ行きました。

受付の人が、朝確認に来たことを覚えていて下さって、「10時でしたよね、どうぞ」と案内してくださいました。

すでにかなり人が並んでいました。遠足でしょうか、制服を来た集団もいました。

窓側は埋まっていたため、通路側に座りましたが十分に景色はよく見えます。

日も出てきていたので、ちょうどよかったです。

50分の島めぐりコースは、船内で島の説明を聞きながら眺めることができ、

船に乗ったのも久しぶりで揺れが気持ちよかったです。

政宗が感心したという「千貫島」や「双子島」も見ることができました。

後ろの席に外国の人が座っていたのですが、英語の案内放送を聞きながら、「イヌジマ?」「ツインズ!」「ミギテ?」「おー!テンポウ!」など会話していて、楽しかったです。

牡蠣の養殖もしていました。

⑤松島の最後に、瑞巌寺に行きました。

元々は慈覚大師円仁が天台宗の延福寺として始めたものを、法身性西禅師を開山として臨済宗に改宗し、伊達政宗が復興したそうです。政宗菩提寺です。

本堂には、部屋ごとにたくさんの彫刻や絵があり、とても見応えがありました。

孔雀に鷹に虎に鶴に、牡丹に聞くに瓜に…案内を読むと、植物や生き物にも意味があるようです。唐の人々が物語のように描かれていたり?、墨絵の部屋もありました。

葡萄と栗鼠の彫刻もあり、洒落ています。近くでは見られなかったのですがリアルで細かくて、ずっと見ていたくなりました。島崎藤村がこの彫刻を見て、作った詩が、デビュー作になったそうです。

噂の臥龍梅も見ることができました。

宝物館では、瑞巌寺の歴史が視覚資料でわかりやすく展示されていました。

五大明王像も見ることができました。

釈迦説法図や、仏涅槃図もありました。

 

本当はコンビニで食べ物飲み物を買って、公園で食べようかと思っていたのですが、松島海岸駅付近にはコンビニもスーパーも見当たりません。

お昼頃、仙台駅に戻ることにしました。